英語学習において完璧を求めない

英語学習をする人で英会話を話すことに躊躇するのは失敗したらどうしようという考えがあるから話せないわけです。時制が間違っていたらどうしようだとか、単語が間違ってたらどうしようだとかです。

しかしです。そんなのはネイティブの人間が心配することで私達が心配することではないのです。最終的にはそのレベルへ行けば良いのは当然ですが、英会話が話せるという人でネイティブ並みなんて人はほとんどいないです。

事実、皆さんが知ってるプロテニスプレイヤーやプロ女子ゴルフプレイヤーはインタビューで普通に話してますが、文法や時制や単語なんて間違いが結構多いです。そんなレベルです。それでも十分に通じるわけです。

通訳や翻訳の仕事を目指してる人であれば完璧を目指してるでしょうが、最初から完璧に出来ることはまずないです。失敗して後でそのことに気付いたら、次からは絶対に間違えないです。実践で間違えたことは次には必ず成功します。それだけインパクトが大きいので記憶として残ります。

実践でなく机の上での間違いは同じ間違いをしてしまう可能性が高いです。記憶に残らないのです。ですので、どんどん失敗して、「今、自分は何に失敗したのか？」を体験することは非常に大切です。個人差はありますが、失敗を恐れない人は必ず目標に届きます。

メジャーリーグでの日本人選手で英語が苦手だが、失敗を恐れずに単語だけどんどん会話をして周りに溶け込んでる選手がいます。彼はアメリカ滞在５年目です。５年と考えると進歩度数はあまりないかもしれないですが、彼のインタビューを聞いてみてください。まだ上手く話せないですが、インタビューワーの英語での質問は全て理解してます。リスニングは非常に上達してます。