小学校の英語教育にはまず英語ができる人の確保が不可欠

小学校からの英語教育が大きく変わろうとしていますが、これに対しては早くも批判が多いみたいですね。１つには、そもそも英語ができる教師が少なく、指導体制が整っていないということがあるようです。確かに今の小学校の先生は英語は指導科目に入っていないのだから、できなくても大丈夫なんですよね？

だとしたら、これから教員になる人はセーフかもしれませんが、今小学校教師である人は英語の授業を請け負えなくなります。ということは、代わりに誰かが来なければならず、その人件費もかかるのでしょう。これが全国の小学校で発生したら、それは結構な額になるでしょうね。

ＡＬＴがいるのだから、その人たちが働ける場を増やすというのではダメなのでしょうか。既にいる人材だから一から探す必要がなく、その人もその仕事でたくさん稼げると思うのですが・・・。事情を知らないから好き放題言える私です。ただ、そのＡＬＴも他に英語を話せる人が職員室に１人もいないとなると、色々な事務手続きが大変になるとは思います。ある程度日本語が話せる人ということで相手を選ぶか、こちらが教師にも英語の会話力を必要とするかのどちらかですね。

私の経験上、ＡＬＴは日本に住んでいる人が多いので多少は話せる人が多かったのですが、いざという時に英語が話せる人がいるのといないのとでは、その不安感というのは大きく違ってくるでしょう。英語は小学校では使わないとはいえ、教員ならある程度の英語はできるはずだと思うのですがね。